HSPがんサバイバー日記

HSP 気質のおやじが日々感じたことを綴るブログです。

井上尚弥 VS ラモン・カルデナス戦 感想

世界4団体統一 スーパーバンダム級 タイトルマッチ

井上尚弥 VS ラモン・カルデナス 戦

(初めにお伝えしておきますが・・・ボクシングファン以外の方は全く興味の湧かない    記事だということをご了承ください・・<(_ _)>

かといって素人の感想ですので、あしからず・・・)

 

見終わった感想として

 

率直に・・・・

「2人ともスゲー!!!」

でした。

 

異論なく

今年最も心が動いた試合となりました。

 

 

この試合を象徴する井上尚弥の言葉として

「”ボクシングはそんなに甘いものじゃない”と痛感しました」

という試合後のコメントが

物語っていると思います。

 

 

結果だけ見ると・・・

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「8ラウンド 井上尚弥のTKO勝利 統一王座4度目の防衛成功。

通算KO勝利数は23とし、

伝説のヘビー級王者 ジョー・ルイス を超える歴代最多記録」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

と、

試合前の予想通りといったデータとなっているが、

 

やはり大舞台にはドラマが待っているのでした。

(東京ドームといい、ラスベガスといい・・あるんですね~)

 

2ラウンドにまさかの・・

井上尚弥がダウン💦

 

その瞬間

ルイス・ネリ戦がフラッシュバック!!

 

しかし今回のダウンの仕方はちょっと違ったように感じました・・・

 

ネリ戦と同じ左フックでのダウンでしたが、

 

その時とは違い

崩れるようなダウン・・・・

 

「・・これはさすがに効いてるかぁ!??」

 

と 一気に心臓の鼓動が早くなった!!!💦

 

一番焦ったのは、

7ラウンド。

井上尚弥が珍しくロープを背負うシーンがあり

 

その時 本気で

井上尚弥の負けるところなんか見たくない!!

 

と思った瞬間でした。

 

それにしても・・・

驚くべきは、

相手のラモン・カルデナス。

聞けば

苦労人だけあって

メンタルの強さは尋常ではなく、

最後の最後までモンスター相手に引かずに倒そうとしていました。

(ダウン経験はないようでした)

 

実況の解説でも紹介されていましたが、

カルデナス曰く・・・

「長い間 自分はBサイドで戦ってきた。

2年前まではフードデリバリーでも働いていて

深夜の仕事をしながら粘り強く練習し、

今日の試合を勝ち取った。」

 

「私はリング上では決死の覚悟でいる!」

と話していたようです。

 

その言葉通り、

雑草のようなメンタルの強さを見せてくれたと思います。

 

それに加えて

今日は5月5日「シンコ・デ・マヨ」という特別な日。

 

 

この日はなんでも、

昔メキシコ軍がナポレオン3世が送り込んだ

フランス軍を撃退した「プエブラの戦い」を記念する日 

とのことでした。

 

アメリカ生まれだが、メキシコの血が流れるカルデナス

シンコ・デ・マヨ という特別な日の大トリでの試合!

しかも相手はアメリカでも人気のあるモンスター!!

 

燃えないはずがないのである。

 

実力以上の力を発揮するには、十分な環境が揃っていたようでした。

 

 

しかし!!

さすがはモンスター!!!

ネリ戦のダウン後と同様に

後も慌てることなく、

立て直し、

しっかり自分の試合にもっていく。

 

苦しい試合の中でも

冷静に相手を分析して、

ついには、

7ラウンドでダウンを取返し、

8ラウンドでコーナーに追い込み

怒涛のラッシュでレフリーストップ(TKO)となり

4度目の統一王座を防衛しました。

 

日本のファンもアメリカのファンも

一番盛り上がった試合となったのは間違いないと思います。

 

寿命が縮むような思いのあとには

しっかりKO勝利で締めくくるモンスターの試合は

まさに 最高のエンターテイメント でした!!

 

次の試合は

今年の9月14日に

ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との試合とのこと。

 

 

一戦一戦 

井上尚弥の試合を自分が生きているうちにが見れることに

改めて感謝しつつ、

これからも応援していきたいと思った次第です!!

 

ではまた(^^ゞ